WindowsTerminalバージョン0.10.761.0リリース~正式版移行前の最後のアップデート?~

久しぶりの更新となりますが
今回はWindowsTerminalのバージョン0.10.761がリリースされたので
新規に追加された機能も含めて紹介します。
この記事は以下のような方におすすめです。

  • WindowsTerminalバージョン0.9との違いを知りたい
  • バージョン0.10で新たにできるようになったことを知りたい

WindowsTerminalの公式ドキュメントはWindowsTerminalドキュメントを確認してください。
その他の記事はこちら

WindowsTerminalがバージョンアップ!!

2020/3/16にWindowsTerminalのv0.10.761.0がリリースされました。
前回のバージョンアップで正式版の機能が出そろったと思いましたがどうやらさらに機能が追加されたようです。
今のところまだPreviewの文字が外れていないので正式なリリースにはなっていないのが残念です。
また、コロナウィルスの影響でMicrosoftのスケジュール通りにリリースされるのか微妙なところですが
動向を注目しておきたいと思います。(※3/19にバグ修正のアップデートが更新の最後です。)
さて、今回のバージョンアップでどんな機能が追加されたり、変更されたりしているのか
公式のマニュアルも読んで情報を仕入れたので皆さんに共有出来たらと思います。
まずは次の項目でWindowsTerminalバージョン0.10.761.0で新規に追加された機能を紹介します。

WindowsTerminalバージョン0.10.761.0の新規機能

マウスサポートの追加

ENABLE_VIRTUAL_TERMINAL_INPUTという変数を使用して
Virtual Terminal上のアプリにマウスモードのリクエストを行うことができます。
今まではWin32APIを使用していたようですがそれの代わりとなるようです。
※サポートされるエンコーディングとイベントのセットは、従来のコンソールホストのものと同じです。

新しいグローバル設定項目が追加

今回のバージョンアップでjsonファイルに指定できるグローバル設定項目に「antialiasingMode」という項目が
追加されました。テキストをぼやかしたり、ギザギザにしたい場合に使用するようです。
あまり使用用途が見えてこないですがひとまず紹介しておきます。
こういう用途で使うよ!っていうのがあれば教えていただけると幸いです。
このほかにも新規に追加された機能はありますが注目すべき機能としては
個人的には上記の機能かなと思っています。

WindowsTerminalバージョン0.10.761.0の変更機能

さて、ここからはバージョン0.10.761.0での変更機能を紹介します。
主にアクセシビリティの改善とAzure Cloud Shellに対する変更が行われたようです。
管理人はAzure Cloud Shellは使用していないのでアクセシビリティに着目していきます。

  1. オートメーションプロパティの追加
  2. カーソルをクライアントアプリケーションで非表示可能に

注目すべき変更点としては上記の点でしょうか。
他にも変更点がいくつかありましたが、どれも変更というよりはバグの修正や正常に機能していなかった機能が
正常に動作するようになったといった変更と言うよりは修正の側面が強い変更でした。
機能が色々使えるようになるのはいいことなんですけどね。(笑)
ひとまず大きな変更点としてはこのぐらいでしょうか。

最後に

さてWindowsTerminalバージョン0.10.761.0の新規追加機能と変更機能を紹介しました。
Azure Cloud Shell以外についてはあまり大きな変更がなかったと個人的には感じています。
バグもどんどん修正され完成度も高まってきているのではないでしょうか。
コロナウィルスの影響もあり正式リリース時期が明確には見えてきませんが正式リリースを楽しみにしたいと思います。
是非皆さんもWindowsTerminalを導入してみてください。
※Windows10のビルドバージョンが1809より新しくないと導入できないので注意
それでは今回はこの辺で

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