文字列を数値に変換する~TryParse編~

この記事はこんな人におすすめです
- C#で文字列を数値に変換する方法を変換したい!
- 例外処理を実装せずに文字列を数値に変換したい!
- TryParseの使い方を知りたい!
C#で文字列を数値に変換する方法
C#で文字列を変換する方法は大きく分けて3つあります!
- Convertメソッドを使用した方法
- Parseメソッドを使用した方法
- TryParseメソッドを使用した方法
今回は3のTryParseを使用した方法を紹介します。
Convertメソッド、Parseメソッドを使用した方法についてはまた別の記事で説明します。
TryParseメソッドの特徴
TryParseメソッドの特徴は、何といっても文字列の数値変換に失敗した場合、
例外が発生するのではなく、戻り値としてbool型を返すことです。
そのため例外処理を組むことなく実装を行うことができます。
TryParseメソッドの基本的な使い方
ここまではTryParseの特徴について書きましたが、ここでは実際にTryParseの使い方をコードを使って紹介します。
このコードは、文字列→数値変換アプリの一部です。
10進数のラジオボタンが選択されている場合は、引数が2つのTryParseで変換を行い、16進数ラジオボタンが選択されている場合は、引数が4つのTryParseで変換を行います。
変換に成功した場合は、以下のようになり
変換に失敗した場合は、ConvertToValueメソッドがfalseを返して以下のような表示となります。
このようにTryParseを使うことで例外処理を実装することなく文字列を数値に変換することができました。また、16進数の文字列を変換する際にもTryParseは使用することができます。
みなさんも例外処理を実装せずに文字列→数値変換を行いたいといった場合はTryParseの利用を検討してはどうでしょうか?
それでは今回はこの辺で!
