WindowsTerminalを導入してみた!!

いかがお過ごしでしょうか?
今回はWindowsTerminalをインストールし、WSL(Windows Subsystem for Linux)用に設定を
変更したのでその手順をまとめてみました。
この記事は以下のような方におすすめです。
- WindowsTerminalをインストールして使ってみたい
- WindowsTerminalでWSL用の環境構築をしたい
WindowsTerminalをインストールしようと思った背景
実は、WindowsUpdateとウィルスバスターのアップデートをしたところ、今WSL用に使っているwslttyが起動しななくなり
ウィルスバスターで例外設定をする必要が出てきました。今後もこういうことがあるとちょっと手間だなと感じていたところで、
丁度ネットのニュース記事を見てWindowsTerminalでWSLを触ることができると知り、純正エディタの方がフリーのTerminalツールを
入れた時よりも余計な不具合に悩まされることもないだろうと考え乗り換えることにしました。
WindowsTerminalのインストール
WindowsTerminalのインストールは簡単に行うことができます。
まず、Microsoft Storeで「Windows Terminal」と検索します。
すると以下のように表示されるので「Windows Terminal…」を選択しましょう。
検索結果画面
管理人はインストール済のため起動となっていますが、インストール済でなければ
インストールと表示されるのでそれをクリックしましょう。
WindowsTerminalインストール画面
これでインストールは完了です。
インストールを行うにあたり以下サイトを参考にしました。
皆さんもインストール時には参考にしてみてください。
Windows Terminalの設定
さて、無事にインストールが完了し、起動してみると
以下のWindowsPowerShellの画面が表示されるかと思います。
Windows Terminal起動画面
通常は「↓」を選択して、Terminalを切り替えるのですが表示されるメニュー一覧も含め
イマイチな印象を受けるのでWSLを使いやすいようにカスタマイズしたいと思います。
まずは、メニューの一覧からカスタマイズしていきます。
「↓」を押して表示される「Setting」または「Ctrlと+キー」でprofiles.jsonを開きます。
初期設定ではすべての表示がONとなっていますが管理人はPowerShellとAzureはほとんど使用しないので
表示から外しました。各設定項目のhiddenをtrueにすることでメニュー一覧に表示されなくなります。
逆に表示したい物に関してはfalseを設定してください。
次にメニュー一覧に表示される表示名をカスタマイズします。
nameの部分を修正することでメニュー一覧に表示される名前が変わります。
管理人は「Cmd」→「Command Prompt」、「Legacy」→「Windows Subsystem for Linux(WSL)」に変更しました。
皆さんも自分が判別しやすい名前をつけておくといいでしょう。
最後にWindows Terminal起動時に表示されるプログラムをWSLに設定して完了です。
defaultProfileにWSLのGUIDを設定します。
その他のプログラムを設定するときはそのプログラムのGUIDを設定しましょう。
管理人のprofiles.json
最後に
今回はWindows Terminalのインストールから簡単な設定までを紹介しました。
Windows Terminalはまだプレビュー版のため動作が不安定なところもあるようですが
管理人が使用してみた感じでは不安定さは特に感じませんでした。正式版がリリースされたところでwslttyから
本格的に移行しようかと思っています。
他にも背景に画像を設定したり、文字色を変更することもできるようなのでそれも記事に出来たらと思います。
皆さんも興味があればWindows Terminalを導入してみてはどうでしょうか?
それでは今回はこの辺で
