WSLにJuliaをインストールしてみた!!

この記事は以下のような方におすすめです。
- Juliaをインストールして使ってみたい
- Juliaの環境構築をWSLでしたい
JuliaをWSLにインストールしようと思った背景
Juliaは大学生のころに一時期研究で触っていました。
そのころは確かまだバージョン0.4.xか0.5.xの頃だったと思います。
大学を卒業し、システムエンジニアという職種について改めてどんな言語なんだろうかと思い
WindowsでLinuxを動かせるようになったことも相まってインストールしてみようと思った次第です。
Juliaのインストール
まずは以下のサイトからjuliaの圧縮ファイルをダウンロードしましょう。
ダウンロードが完了したらダウンロードした圧縮ファイルを展開します。
管理人がダウンロードしたのはjulia-1.3.0でした。(※2019/12/7時点)
WSLでWindowsのCドライブにアクセスするには/mnt/c/を参照することで可能です。
mv /mnt/c/Users/user/Downloads/julia-1.3.0-linux-x86_64.tar.gz . tar zxvf julia-1.3.0-linux-x86_64.tar.gz
展開時に指定するオプションのうちvはお好みで付けてください。
しばらくすると展開が完了します。(2~3分程度)
展開するとjulia-1.3.0といったフォルダが作成されます。
作成されたフォルダを/usr/local/binに移動してパスを通しましょう。
その際にjuliaというシンボリックリンクを作成しておくことをお勧めします。
シンボリックリンクを作成するメリットはまた別の記事で紹介します。
sudo mv julia-1.3.0 /usr/local/bin sudo ln -s /usr/local/bin/julia-1.3.0 /usr/local/bin/julia echo 'export PATH="$PATH:/usr/local/bin/julia/bin"' >> ~/.bashrc
次に以下のコマンドを実行し、最後の方に追加したパスが記載されていればOKです。
source .bashrc echo $PATH
sourceコマンドの部分はターミナルを一度閉じて、再度開く方法でも問題ないです。
その場合は再度開いたターミナルでechoコマンドを実行して下さい。
以下のコマンドを実行してバージョンが表示されれば成功です。
julia -v
Juliaの起動方法
さて、設定も完了したところでいよいよjuliaの起動です。
以下のコマンドを実行しましょう。
julia
成功すれば以下のターミナル出力画面の内容が表示され
juliaのREPL環境に移行します。
ターミナル出力画面
REPL環境で以下のコマンドを実行することでもバージョンの確認は可能です。
versioninfo()
REPL環境を終了する場合は以下のコマンドを実行します。
exit()
Ctrl + Dでも終了することができます。
最後に
今回はjuliaのインストールから起動までを紹介しました。今度は内容についても
紹介していきたいと思っています。
近頃ではDeeoLearningの分野やAIの分野でもJuliaが注目されているそうです。
まだまだ歴史が浅く情報も少ないですが、これを機にJuliaも勉強していこうかと考えています。
皆さんも興味があればぜひJuliaをインストールしてみてください。
そして情報共有しましょう。
それでは今回はこの辺で
